運用利回りランキングは、私立大学の2008年度の運用利回りを基準にランキングしたものです。(週刊東洋経済より)
大学も積極的に資産運用する時代になりました。たまに『○○大学、資産運用の失敗による巨額損失』とゆうニュースをみかけますね。ランキングの順位だけでなく、各大学の資産規模の参考にもなります。やっぱり有名大学ほど資産規模が大きい!!
大学 | 運用利回り | 資産運用収入(百万円) | 運用可能資産(百万円) | 運用可能資産倍率(倍) | ||
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2008年度 | 2007年度 | |||||
1 | 関西外国語 | 14.96 | 11.74 | 740 | 4,947 | 0.31 |
2 | 駒沢 | 9.04 | 8.50 | 1,391 | 15,388 | 0.68 |
3 | 愛知 | 7.00 | 5.92 | 794 | 11,340 | 0.94 |
4 | 立正 | 6.91 | 5.19 | 2,676 | 38,709 | 2.28 |
5 | 目白 | 6.62 | 4.38 | 232 | 3,504 | 0.40 |
6 | 昭和女子 | 6.44 | 8.86 | 315 | 4,891 | 0.43 |
7 | 早稲田 | 5.89 | 6.87 | 3,484 | 59,185 | 0.60 |
8 | 東邦 | 5.79 | 5.81 | 625 | 10,795 | 0.16 |
9 | 名古屋学院 | 5.69 | 3.93 | 259 | 4,549 | 0.71 |
10 | 東北福祉 | 5.01 | 6.06 | 92 | 1,837 | 0.19 |
*週刊東洋経済2009.10.24号より。付録「大学四季報」掲載の私立大学が対象。2008年度の運用利回り(資産運用収入÷運用可能資産×100)でランキング。運用可能資産は引当特定資産+現金貯金+長期有価証券+未収入金−流動負債−第4号基本金)とした。運用可能資産倍率は(運用可能資産÷帰属収入)で算出
*ここでの運用可能資産は「理論的にこれだけの資金を運用に回せる」とゆう想定金額であり、実際に大学が運用している資金額とは異なる。だが、大学の資産規模の一つの目安であり、それと運用収入を比較することで、各大学の「資金運用力」を見ることが出来る。
主な大学の資産運用損失。
上記、運用利回りランキングにでてきた大学が、ここでもみられます。積極的な資産運用をおこなうとゆうことは、当然ハイリスク・ハイリターンなので、損失額も大きくなるのですね。
大学名 | 損失合計(百万円) | 自己資本比率(%) |
駒沢 | 22,071 | 60.3 |
慶應義塾 | 16,965 | 72.1 |
立正 | 16,383 | 84.8 |
愛知 | 11,863 | 85 |
上智 | 9,009 | 83.9 |
青山学院 | 5,664 | 84.1 |
同志社 | 2,675 | 86.6 |
大阪工業 | 2,385 | 87.7 |
九州産業 | 2,384 | 89.3 |
東京経済 | 2,198 | 86.7 |
國學院 | 1,801 | 86.4 |
法政 | 1,755 | 85.5 |
名古屋学院 | 1,426 | 84.1 |
*週刊東洋経済2009.10.24号より。とじこみ付録「大学四季報」掲載の大学で、週刊東洋経済のアンケートで判明した運用損失(デリバティブ運用損+有価証券処分損+有価券評価損)が10億円以上の大学を記載