大学教授のおもな仕事内容は、学生の教育、自分の研究、大学の運営です。
以下、ひとつずつ説明していきます。
大学教授は、学生に対して講義をします。中高校の教員のように毎日何時間も講義をすることはありません。(大学では授業ではなく講義といいます。)
国立の大学教授の講義は週に2・3コマ、私立は週に6・7コマ程度です。(1コマが90分です。)
*大学教授の担当コマ数詳細はコチラ
このほかにも、学生の研究指導をおこないます。大学4年生になると、研究室に所属して、各自研究テーマをもち、日々研究にあけくれることになります。そして、研究成果をまとめあげて卒業論文を書きます。
そのための研究指導・助言をおこなうのも、大学教授の大切な仕事です。ときには、研究と関係ない学生のプライベートの悩み相談にのったりすることもあるそうですよ。
大学教授は専門分野をもっています。その専門分野について研究します。研究成果がでたら、論文にまとめます。完成した論文は学会で発表したり、学会誌に発表したりします。
大学教授は複数の学会の会員になっています。学会の会員になるのは、学会誌に掲載したり、論文発表するためです。
日本に学会はとてもたくさんあります。どの分野の学会にはいるかは、各大学教授の自由で専門分野により異なります。
大学を運営するのも大学教授の大切な仕事です。