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ホンマでっかTV(フジテレビ)などのテレビ・本の執筆で活躍中の植木理恵(うえきりえ)先生は、心理学者、臨床心理士、心理評論家、慶応大学教員です。
植木理恵先生の経歴・学歴は以下のようになっています。
心理学者になるには?
大分県出身。
大分県立大分上野丘高等学校 卒業
お茶の水女子大学 生活科学部人間生活学科(発達臨床心理学講座) 卒業。
東京大学大学院 教育学研究科 教育心理学コース 博士課程単位取得退学。
簡単に説明しますと、
高校卒業
大学卒業
大学院前期(修士)課程修了
大学院後期(博士)博士課程単位取得退学
となっています。
博士課程単位取得退学って?
植木先生は東京大学後期(博士)課程を、博士課程単位取得退学しています。『博士課程単位取得退学』について解説します。
博士課程単位取得退学とは、規定単位を取得することができたけれど、博士論文だけが認められず、大学を辞めることです。
なので、大学までの卒業を意味する、修了ではありません。博士論文が認められるのは、難易度が高いとゆうことですね。
博士課程単位取得退学をしたからといって、博士号が取得できないわけではありません。
論文博士といって、大学院に在籍はしないで、論文を書き、学位審査で認められれば博士号を取得することができます。
植木先生は博士じゃないの?
心理学者は、大学院前期課程(修士)修了もしくは大学院後期課程(博士)修了の学歴をお持ちの方がほとんどです。
植木理恵先生の場合、お茶の水女子大学を卒業後に、東京大学大学院(前期・後期)に進学しています。
大学と大学院は違う学校に通っていらっしゃいますが、理工系大学では、同じ大学・大学院と進む学生が大半です。(心理学は文系)
ごくまれに、『研究室の大学教授と相性が悪い』、『やりたい研究分野が他大学にしかない』『大学より偏差値が高い大学院に合格した』などの理由で他大学院に進む学生もいます。
心理学の分野のアカデミックな就職は、きびしいとのウワサです。
これだけ立派な経歴をお持ちの植木理恵先生ですが、慶應義塾大学の正規の大学教員ではなく、非常勤講師です。
大学講師のかたわら、臨床心理士として都内総合病院心療内科に勤務されています。
植木理恵先生のように、テレビ出演したり、本を執筆したり、講演会で人気な方は、それなりの安定した収入を得ることできますが、いまから心理学者をめざず方は、きびしいことを覚悟してくださいね。
認定心理士
日本心理学会認定。大学心理学部を卒業した人。
臨床心理士
財団法人日本臨床心理士資格認定協会が認定。心理系大学院を卒業した人が取得できる資格。植木先生がお持ちです。
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