こうでなければならない絶対の学歴はありません。
しかし、一般的に大学教授は、大学院後期課程を修了して、博士号をもっています。
大学教授になりたい高校生は、まずは大学院に入学することを目標にがんばりましょう。
高卒の学歴でも大学教授になれます。たとえば、東京大学教授の安藤忠雄氏(建築家)、大阪芸大教授の増田明美氏(マラソン選手)など。(正規雇用の大学教授です)非常勤教授・客員教授も含めるとたくさんいます。
大学教授にはいろいろな学歴の人がいるので、不可能ではないと思います。
夜間大学ではないのですが、慶應大学通信教育課程卒から東京大学経済学部の教授になった先生がいらっしゃいます。(柳川範之先生・東大院卒)
難しいと思います。偏差値の高い大学(東京大学・京都大学)の大学教授は、その大学の卒業生が大半をしめていています。
逆に、知名度も偏差値も低くしかも地方にある大学に大学教授は、倍率が低くて、比較的なりやすいといわれています。
たとえば、旧帝大でも、名古屋大学とか九州大学には、東大や京大をでたけれど、出身大学で教授になれなかった人が、たくさん働いています。
その名古屋大学とか九州大学を卒業して、出身大学の大学教授になれなかった人は、さらに地方の国立大学だったり、私立大学の大学教授になります。
なので、東大をでて東大の大学教授になれる人ってゆうのは、実力もあるし、強運だとゆうことになります。
大学教授の職は狭き門なので、東大や京大くらいでていないとなれないのでは、と思われがちですが、そんなことはありません。
一番多いのは、国立・私立大学とわず自分の出身大学の大学教授になるケースです。
大学教授になるための資格とか、教員免許といったものはありません。資格はありませんが、多くの大学教授は『博士号』の学位を持っています。
大学院後期課程修了=博士
大学院前期課程修了=修士
大学卒=学士
学士もしくは修士でも大学教員として採用されることもありますが、大学教授へと昇格するためには、博士号を目指して勉強しなければなりません。
テレビなどで活躍中の大学教授・研究者・学者の経歴を具体的にみてみましょう。
植木理恵先生 心理学者 大学非常勤講師
さかなクン先生 魚類学者 大学准教授
谷本道哉先生 筋生理学者 運動生理学評論家 大学教員
尾木直樹先生 教育評論家 大学教授